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2015年の締めくくり

大阪都構想をめぐる議論に関連して多くのコメントを寄せていただいた皆様、そしてブログを読んでくださったみなさま、ありがとうございます。この場を借りて、お礼申し上げます。



まさに大阪の政治にとって、のちに語られるであろう2015年も年の瀬を迎え、今後の大阪の未来はこの混迷の年を礎にして積み上げられるしかありません。恐れるべきは「民意の無関心」。住民が、関心を失えば政治の建てつけは政治家の思うがままになってしまいます。それを、私たちは大阪自民政権から学ばねばならず、また「中身ある民主主義」の維持のためには今後もしっかりと政治を監視していかなければなりません。




その意味では、私はおおさか維新の支持者であると同時に批判者でありたい、と考えています。




元大阪市長:橋下さんは、非常に落としどころの巧みな、勝負どころの要点を掴むのが早く、またそこに向かって試合展開を優位に進めるのが上手な政治家でした。よって、私としてはその「言動の悪さ」に批判があつまろうとも、それに惑わされず「何をしたか、何をしようとしているか」を注視し、隙あらば批判しよう、そういう支持者であろうと思っていました。まぁしかし、元が「橋下ファン」なので、なかなか難しいことですね、公平に批判するというのは…^^;




これからは吉村・松井体制に移行します。以前ほどの発信力は無くなるかもしれません。もしかしたら大阪自民公明との協調政策が目を覆うほど強まり、維新が維新らしくなくなる…そういうケースもないとは言えません(親分・松井知事が大阪自民大嫌いなので、それは無いと思いますが)

『維新が維新らしくあること』これを守るのが、維新支持者一人一人の使命ではないでしょうか。都構想、未だ成らず。そして大阪を含む日本は、まさにこの先の国策を大きく転換せねばならない。風雲急の時です。それもこれも、今までの国政政治に国民が関心を持たなかったから。





たとえば、今の年金制度を積み立て方式から賦課方式に変えたのは田中角栄内閣の頃だそうです。そのころの民意が、この制度の建てつけを支持してしまった。それから30年40年たってなにが起きたか。そういう「目先の餅に目を奪われて、家自体を失う」ような選択を、国民がしてきた結果が、1000兆を超え、いまも増え続ける借金の山なのです。





8年間の政治家としての働きを終え、私人に戻られた橋下さんに、有権者としてお願いしたいのは「やはり現状の改革」です。大阪という「小さな池の泥水」をきれいにしたところで、結局は「流れてくる河の水」が汚れていれば、それは一時的な浄化に過ぎません。国を、霞が関を変える。こういったことを期待するのは無責任なことでしょうか。橋下さんのような才能の詰まった人間に、さらに改革マインドの備わった心が伴うというケースは稀有です。大阪維新の動向とともに、休みに入った政治家・橋下徹の活躍を、今後も期待しつつ追っていきたいと思います。





明けての2016年がみなさまにとって、そして大阪の、日本の未来への明るい一歩になることを祈りつつ…

維新政治を選んだ民意(後編)

前回に引き続き、2015年W選の所感です。前編では私の感想として


「今度は可決されるのか」という点において、正直言えばいまだ難しいのではないか



という意見を述べさせていただきました。今回は、なぜそう言えるのかというところの続きです。

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維新政治を選んだ民意(前編)

松井さん吉村さん、みごとW当選おめでとうございます!支援者のみなさま、おめでとうございます!

投票日は選挙活動がないにもかかわらず体調崩してしまい更新が遅れた三十郎です


このブログではW選について

①大阪自民側は、それほど勝ちには来ていない。むしろ維新側に首長を続けてさせたい、その上で議会構成や住民投票でイニシアチブを取り続けたいのではないか




②W選に維新が勝利したとしても、議会構成に大きな影響はなく、依然として都構想実現は厳しいのではないか



これらをふまえた上で





③今回の選挙で肝心なのは「投票率と支持率」である。これらが都構想実現に直結する数字である

と論立てしていました。そういった意味もあり、三十郎個人としてはW選勝利についてはしごく妥当な結果であるととらえています。なので選挙前のエントリがテンション低めな感じになり、せっかくお越しいただいた方には「不快な印象」を与えてしまったかもしれません。



今回の勝利は素直に喜ぶべきところなのかもしれませんが、たとえばふたたび都構想を住民に問いかけた時、「今度は可決されるのか」という点において、正直言えばいまだ難しいのではないか、というのがW選を終えた時点での所感です。

今回はそのあたりをお話しします

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フニャフニャ候補の戦い

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※安心してください。大阪維新の会応援のブログです

書き出し文章で手を抜いた三十郎です。大阪のお笑い文化ではこのカブせ方を「てんどん」と言います。

さて、今回のテーマは柳本市長候補。


この人は大阪・西成区を政治基盤とし、祖父・父・本人と政治家一家。伯父の柳本卓治氏も政治家です。共産党と一緒に選挙カー上で演説した、数少ない自民党議員ですね。



それはさておき、柳下あきら候補。2015年の大阪都構想をめぐる維新と野党連合の争いの中で、橋下市長と激しい舌戦を繰り広げました。繰り広げましたと言っても「理路整然と意見を整理し、つきつける橋下市長」「言語明瞭なれども何を言っているのか分からない、そもそも尋ねられていることに応えてすらいない、ノレンに腕押しヌカに釘、まさに柳に風の柳本氏」両名の噛みあわない議論が延々と流れていただけとも言えますが、ともかくも都構想は否決され、柳本氏は反維新連合の旗頭、維新政治ストッパーとして名を挙げることとなります。

もっとも、その公開討論中に何度か口にした「大阪会議は都構想の対案である」というフレーズがのちの深傷となっていくのですが・・・



柳本候補は確かに弁は立ちます。何を言っているのかはわからないですが、この方のように「はっきりと自分の利益がなくなることを明言してしまう自民党議員」がテレビで全国放映されればある意味大阪自民の崩壊につながりかねません。その意味ではフニャフニャと相手の矛先を避け続ける柳本候補は、やはり適任であったのでしょう。




さて、柳本候補のことで良い情報があります。それは「栗原候補と違い議員辞職のタイミングが早かったため、柳本候補の抜けた西成選挙区で補欠選挙が市長知事選と同日に行われること」です。加えて、歳末報酬(ボーナス)ですが、これも栗原候補とは違い「受け取れません」。まぁ別に栗原候補が金にガメツイとか意地が悪いとかではなく、西成区選でまた維新が勝つことがあったとしても、市議会の過半数には達することがない、という見立てからなんでしょうが。



ともあれ痛い点を突かれずに済むようすっきりした形で市長選に臨んだ柳本候補。敗れた場合は参院選の席を自民党に用意してもらえているのか?私的にはあまり柳本氏本人にとって「市長選に勝つこと」がメリットにならないと思っています。意外かもしれませんが。




なぜか?その前にこちらをご覧ください。柳本候補のマニフェストです。失礼な言い方かもしれませんが、真似したんじゃないの?というくらい大阪維新の会の方向性と似ています。先日の産経新聞でも「市営地下鉄の民営化には賛成か?」の問いに「賛成」とこたえていました。「じゃあ、維新の言う民営化に反対しているのはどこの誰なんだ?」とはなりますが、そこは「大阪自民主導でやらないと、ヤダ」ということなんでしょう。

結局、完全に見直すのは「公募区長」と「公募校長」、「各種の市と府の類似施設の統合」あたりでしょうか。未だ姿かたちもない「総合区制度」と7月にボコボコにされた「大阪会議」が行政の中心になるようです。意思決定機関を複数作りつつ、話し合いと見せかけて結果的には主導権を握る、というのがこれまでの大阪自民のやり方ですからね。だから責任を取る者が誰もいないんですが。

そして、橋下改革で「統合ないしは廃止」としている項目については「検討」として明言を避けています。

ありていに言えば、「今のままでエエやん、変えなアカンとこは変えるけど、それはみんなで話し合ってゆっくり納得いくまで検討するやん」というマニフェスト、といった感。




さて、このような一見維新の会のマニフェストにも近いように見えるマネフェストを持つ柳本候補にとっての「勝利」とはどのようなどのような形でしょうか

話を戻しますが、「もし市長選に勝てば、市長をしなくてはならない」。これ実は、柳本候補にとってはあまり喜ばしくないのかもしれません。

というのも、橋下改革の美味しいとこをまねしたマネフェスト、実現するには「多くの財政改革の続行」が必要なのです。

橋下市長は多くの利権団体とケンカになることを覚悟して、各種補助金や保護政策を撤廃していきました。そうして手に入れた予算を、教育や都市振興に充てて行ったのです。



しかし、これらの予算撤廃に腹を立てた人が柳本候補を応援する。そうしてもし柳本候補が当選すれば、
即座の補助金や外郭団体の復活、保護政策を手厚く復帰することを望むでしょう。それをしなければならないのが選挙のお約束です。

 

それで、三十郎の見立て的には「柳本候補には無理」です、というのが結論。なんだかんだで橋下改革のうち、見栄えのいい部分だけをとりつくろってはいますが、柳本改革を実現しつつ外郭・天下り・各種団体への補助金を復帰させるというのは、到底無理。しかし彼が優先させるのは、後者の「大阪自民党応援者」への保護でしょう。





たとえば、柳本候補は関西電力に在籍した経歴がありますが、関西電力と言えば橋下市長によりさんざんに経営体質をこき下ろされた会社。高浜原発第3・第4原発の再開めどが立たず、いまは火力発電の燃料安に救われているものの、来年春に控える電力小売りの自由化により契約件数が1割ほど食われるという見通しがささやかれています。関西電力サイドが柳本候補に賭ける期待は大きいでしょう。柳本候補を応援するサイドというのはこのような「民意」なのです




そして、一般有権者にとっての柳本改革そのものは、大阪会議なる「フニャフニャしゃべるだけ」の機関でひたすら結論を先延ばしし、政策を実現しない、という「これまでの大阪市政20年」を物語る暗黒時代がまたよみがえるのです

 


いや、よみがえりません。




なぜなら、「橋下市長が徹底的に柳本市政を糾弾する」からです。そのころには橋下さんは民間人。知事も市長もやり、弁護士の法的知識に裏付けされたうえに府会や市会で見てきたありとあらゆるつまらない政治家、役所組織の腐敗をすべてあの論舌をもって言いふらすでしょう。大阪であれば夕方のテレビ大阪系の番組。あれに独占出演すれば、大阪だけなら高視聴率を取れます。特別職に就く公人、という足かせが外れればもう爆弾トークが止まらなくなるのは目に見えています。



そうして、柳本新市長は『支援してくれた既得権益層』と『第一会派:維新の会の追及&維新に期待する民意殻の非難』の板挟みに苦しみます。



 

 

ならば、もし「柳本候補が負けてしまったならば」大阪自民はどうなるか






これが、残念なことに「ノーダメージ」なのです。

 

 

 

維新は府も市もトップをとりつつ、議会では過半数を取れないために思い切った改革を実現できない。再度、維新側が住民投票に賭ければ、これはまた全力こめて止めにかかればいい。民意も「もっと丁寧に話し合う」ことを求めているのだから。

 

 

 

かくして大阪自民は「ケチをつけるポーズを取り、都構想を批判しつつ今の状態を保ちながら時間切れを待つ」ことができるのです。

 

 

 

「時間切れ」とは何か。これは「安倍首相の退陣」といえるでしょう。維新にも理解の深く、橋下・松井両氏とも交流のある安倍首相がもしも自民党内部からの突き上げで退陣することがあれば、「反安倍」的な人が次の自民総裁に就くはず。安倍首相と路線が違う人が出れば、おおさか維新は国政ではすでに議席を大きく減らしていますから、首相官邸への影響力は無いに等しくなります。




同じ自民党なのにイマイチ首相の支援が得られない大阪自民党にとっては、この難局を乗り切るのは「待ち」の一手と考えているとは言えないでしょうか。



前回の栗原候補とは違い、複雑なポジションにある柳本候補。もちろん、身を切る姿勢を見せた柳本候補の党内での株価は上がり、何らかの議員枠は保証されることでしょう。 彼にとっての最大の勝利は「維新政治に全力で対抗したが、負けてしまった。今後は別の形で(参議院議員とか)大阪の政治をサポートしていく」という形だと考えます。





ながらく「助役→市長」もしくは「有名人→市長」という「内部とのつながりがナァナァ」であるか「神輿のように担いでワッショイしやすい、素人」が選ばれてきた大阪市長。その悪い流れが橋下市長誕生により止まり、そしてあまりにも注目が集まり過ぎてしまった以上、いま市長になるよりは、おおさか維新側の失点もしくは安倍内閣退陣によるおおさか維新の影響力低下を待つことがいいと考えているのかもしれません。





ひるがえって維新サイドですが、常にチャレンジャーとして「勝つ」しかないです。そして市長選・知事選に「勝つ」ことがまさにスタートでしかないという「4年前と同じ状況」

 



私は、大阪の民意が大きく変わらないと、維新の宿願である「都構想」は実らないと常々思ってきました。そのためには、いちど自民党首長の時代に戻り、「あまりにもダメな政治を四年間」味わうしかないのではないか、とも思っています。たとえその停滞する4年が、大阪の経済や未来への投資を全くダメにするに足りる時間の流れになりうるとしても。





非常に厳しい戦いですが、維新にとって「市長選・府知事選を勝つ」だけでは足りません。「高い投票率」で「大きく差を開けて勝つ」ことが目標です。

 

 



大阪の自民にとっては「ほぼ拮抗した状態」でどっちにも動かないまま「待ち続ける」という「政治の所持者」であることが理屈の上では最も望むべきポジション。そしてこれほど民意というものをバカにした、政治家的判断はありません。



 



大阪はせっかく橋下さんの登場と活躍で「政治に目が向く民意が増えた」自治体です。誰の言うことが正しく、どういう大阪にしていくべきなのか、ひとりでも多くの方が考え、共感し、一票を投じるようにお声掛けをお願いしたく思います。おそらくは日本で一番「政治にウルサイ都道府県」=大阪の政治の灯をともしつづけましょう!





大阪府議会の怪

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※安心してください。大阪維新の会応援のブログです



お久しぶりの三十郎です。ごぶさたしてすみません



のっけから対立候補の写真から入りましたが、街中にあふれるこの選挙ポスターに違和感を感じざるを得ない三十郎です。いや、いくらなんでも写真加工盛りすぎだろう…と


もっとも、タイトルで「府議会の怪」と題しましたが、この選挙告示ポスターの写真加工のことではありません。そのあたりは各自の感想に委ねます…




お題にしたいのは別の点。きれいごとを並べる栗原候補(無所属)の選挙区の話なんです




と、その前に。先日コメントでこのような意見をいただきました。

「期日前投票」には行かないで下さい‼️
お願いします‼️ m(__)m。

昨日、街頭演説の帰り、
維新のサポーターの方達と話していたところ、
「できれば、期日前投票は避けて、
当日に投票に行って下さい」と仰ってました。

期日前投票の箱は、鍵が閉まっている状態ではなく、
悪いように考えれば、
「管理者側の好きにできるような状態」にあるようです。

「そんな不正は無い!」とポジティブに
考えられる方もいらっしゃると思いますが、

住民投票の時だけでなく、

今までの選挙でも「不正な事が多々発覚」しています。
やはり「念には念を入れておく事」は大切だと思います。

常に人間は最悪の事態を想定して、
最悪の事態が起こらないように、
また、起こっても対処できる体制にしておくべきかと思うのです。

私たちの危機意識が、
「本物の政治家を守る」事ができるのではないでしょうか?

政治の世界は、本当に「綺麗事では済まない」と思います。

椿さん、ブログのほうでも取り上げさせていただきました。大阪選管の方も公務員、大阪の住民のためにしっかり任務をされているとは思います。疑い始めるときりがないですが、維新に近く活動しているほどに「反対派の”ありえない妨害”」を身近に感じることもまた事実。



期日前投票の制度自体は、時間の無い方には本当に助かるものです。投票をするかしないかで言えば、圧倒的に投票をした方がいいです。あくまでお願いの範囲ですが、選択の余地があるのならば当日に行かれてはいかがでしょうか、という申し出ぐらいに、当ブログでは提案させていただきます。





それでは話を栗原候補にもどして続けます

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大阪会議は「未来」と「過去」の戦い

さる7月24日、第一回大阪成長戦略会議が開かれました



そしてその結果は…例えば産経新聞の扱いですと

「大阪会議 はや限界露呈」

となっています。




大阪都構想の賛成・反対両陣営の激論の最中に浮かび上がった「大阪会議」。これは主に反対派の主張である「大阪市を廃止せずとも、都構想でやろうとしている大阪の問題は解決できる」という意見の中から具体案として出されたものです。総合区制度と大阪会議。この二つをもって大阪の問題を解決しようというのが「都構想否決が確定した大阪」の、残された選択肢なのです





①大阪市議選府議選、ならびに住民投票を通じて、都構想賛成派反対派ともに「大阪には長年の財政・経済・街づくりの停滞等の問題が存在する」という点では一致するようになった



②都構想は大阪の問題を解決するための政策。反対派は「都構想がなくても今のままで問題は解決できる」とし、大阪会議と総合区制度を提案

③住民投票は賛成約69万5千、反対70万5千で否決された。その結果大阪都構想は廃案となった



かくもめまぐるしい大阪の政治のありさまですが、逆に言うとそれだけ政治的課題が喫緊のものになっているということ。事実、大阪橋下市長は都構想否決の翌日には「大阪会議と総合区の実現に向けて、自民党案を検討」することを明言します




5/17の決選投票日から二ヶ月。第一回大阪会議はこのような流れから幕を上げることとなります









https://www.youtube.com/watch?v=u_eZCDr3XQc&feature=youtu.be

 

すこし長いですが、こちらが会議の様子。冒頭で宣言されているように、会議の様子はネットで一般公開されます。



内容や雰囲気から、人によっては「やっぱり自民はアカンな」と感じる人もいるでしょう。人によっては「橋下は何会議のジャマしとるんや」と思う人もいるでしょう

このブログは維新の会の応援ブログですので、もちろん前者の立場を取ります。







この会議の誕生した経緯を見れば、維新の会とその他の会派、どちらに正当性があるかは明らかです。




世の中には『無駄な会議』『意味のない会議』というのが多数存在します。それは『会議の目的』『議題の設定』『参加人員の選定』がそれぞれあいまいだからです

維新では、冒頭で以下の二点を提案しています

・この大阪会議の趣旨目的が「都構想の対案」であると規約に明記すること

・会議の議事整理権を議長に与えること

なぜこの二点を強調したか。それは「大阪会議というものは、始まる前から成立しない会議である」という見解が、自民党の案からはうかがい知れていたからです。







そもそも自民党とは、大阪の財政を過去数十年に渡り悪化させてきた主犯格。その自民党の得意な会議制度と言うのは「皆で話し合う=結局は自民党の思い通りになる」「皆で話し合う=成功した時は『アレはオレがやった』と自慢し、失敗した時は誰も何も責任を取らない」というシャンシャン会システム。




たとえば、東京で言えば「新銀行東京」は大失敗と言われています。これは東京の人なら「石原さんが悪い」と言うでしょう。ところが、大阪の場合は「WTCとりんくうゲートタワービルの二重行政」「フェスティバルゲートの早期破綻」など、数々の事業失敗に対して「誰の顔も思い浮かばない」のです。すべては「みんなできめて、みんなでやった」のですから。



責任のない会議、決定できない会議、それが自民党の得意とする会議制度






ですから、第一回だからこそ。橋下市長は「議論を積みかさねる前に」確認と追及をしたのでしょう。





「何のための会議であるのか」

「話し合いが滞った時にはだれが議題を整理するのか」



自民党・花谷議員は言います。


「大阪都構想の対案にはしません」

「議長の議事整理権はみとめません」



ではどうするのか



「それを、ここにいるみんなで話し合って決める」



これです。まさに「会議のための会議」の幕開け





だから、橋下市長・松井知事は「そんなことじゃあ意味が分からない」とばかり、幕を開けさせなかったのです



自民党の皆さん、何でそんなに悠長なんですか?




①大阪の問題は認識しており、改善は喫緊の課題であるはずでしょう

そして、僅差で敗れたとはいえ都構想のような大きな改革が必要であるといいう民意は半数近くに上ります。反対派にせよ、都構想でなくても問題はクリアできる、と宣言した以上は「都構想が解決しようとしていた問題をクリアできるような案」である必要があります。




②総合区は、すでに疑問視されている制度ですがさて置くとして「大阪会議」が制度設計時点で破たんしています。大阪市、大阪府、堺市で各自治体9人の代表が選ばれる。この時点でおかしい。大阪市の人口266万人、大阪府880万人(大阪市含む)、堺市84万人の民意の代表が、その獲得票数を反映されずに一律9人。しかも市長や知事といった首長も同様の扱いです。それもさて置くとしても、議決方法が問題。三つの自治体のうち、どれか一つでも過半数を割り込めば否決。これは「自民公明民主共産が結託している大阪の事情をふまえると、なんにも決まらなくなる仕組み」です。ちなみに大阪市では維新と他会派の数が拮抗しているので「絶対になにも決まりません」



③住民投票の反対派の中には「都構想には反対だが、何らかの改革は必要だ」と考える人もいることでしょう。そういう人たちには強く言いたい。大阪の自民党公明党共産党民主党は「変わりたくない」んです。「このままがいい」んです。その思想が「大阪会議」に色濃く出ています。参加する議員もおしなべて「もっとみんなで話し合いをしよう」ばかり言っています。その結果が無駄な事業と失敗の生み出した多額の負債なんですけれどもね。


さて、このような有様に「思った通り」なってしまった大阪会議ですが、反対派のみなさんはこの会議をしっかりとご覧になられたのでしょうか?いくら忙しい、時間がない、とは言え「民主主義」というのは、とくに地方自治政治は住民がしっかりと監視しないと腐敗します。それが極限まで進んでしまったのが大阪です。はやくも「都構想住民投票以前」の無関心に戻ってはいないでしょうか?政治家たちのしていることにしっかりと注目しプレッシャーをかけていくことも民主主義には大切です。橋下市長は、どちらかといえば市民をひっぱっていくタイプのリーダーでしたが、引退を表明されている以上はもしもきちんとした改革を望むのであれば、市民の方から押し上げていくような形でないと、「都構想否決」という結果が出てしまった大阪では大きな改革は難しいかもしれません。大阪会議はもめていますが、それも10月の第二回大阪会議までのこと。橋下松井の両名は11月のW選挙でひとまず退陣となります。その後は、復帰があるかないかはわかりませんが、大阪自民にとっては非常に「仕事」がやりやすくなることでしょう。



選挙権がある、と言うのは責任を有するということでもあります。誰に対してか。それは「将来の大阪の住民に対して」です。政治への無関心というのはそれだけで成人に期待されている社会貢献を失しているといえます。

「大阪は最も民主主義が進んだ街」と宣言できるようこの大阪会議とそれにまつわる政治をしっかりチェックしていきましょう!

都構想・否決と住民投票振り返り

大阪市民のみなさま、投票おつかれさまでした


ワタシ三十郎は維新の会の進める都構想に強く賛同しているので、この度の結果は誠に残念です



この数日、仲間といろいろ話し合いもしましたが…橋下代表の政治家引退という一事が非常に大きな痛恨事。




ただし、橋下ファンとしては「大阪を見捨てないでほしい」という思いがあるとともに、橋下さん個人の身を案じるならば「一刻も早く大阪から脱出して欲しい」と願います




維新の会の運動を応援していれば、少なからず怖い目に遭うこともあります。それは反対派による威圧行為などを受けるからです。維新の会は比較的フェアに活動をしていたと思いますが、他会派はかなり強引。投票の呼びかけをしていても、隣に張り付いて来て大声で「大阪を潰させるな!」と叫んでくるなど、非常に敵対心をむき出しにしてきます。ましてや市長と言えば常にSPの護衛が付き、家族も護衛対象。脅迫状や威嚇の電話が鳴りやまない状況です。これで公職を降りてしまえば、SPの護衛は付きません。




「私人になれば、都構想も否決に終わったし大丈夫だろう」という向きもあるかもしれませんが私はそうは思いません。突発的に出来事を起こすのは、組織の上位陣(=利害得失計算をする)ではなく、運動員の方々ですので、反射的に恨みや怒りを暴発しかねません。



大阪でご本人が仕事をするのは仕方ないにせよ、ご家族のためにも関東に移住されることを検討されたく思います。



さて、今回は住民投票の振り返りです






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”都構想反対派”とは何か?

私はつくづくブログをやっていてよかったと思うことが二つあります。

ひとつは「こんな小さなブログでも、参考にしてくださる方、内容が分かったと言ってくださる方がいること」

送られてきたコメントはすべて目を通しています。なかでもやはり都構想参戦に応援してくださる方々の声はうれしいですね。私自身が賛成派ですから。

そしてよかったことの二つ目。それは「反対派の意見を聞けたこと」。やはり街頭などで賛成運動に参加していても、反対派の方は一言二言ダメな理由を言って、そのまま通り過ぎていきます。そこではお互いの理解は生まれません。ですが、このブログには様々な反対理由を挙げて下さる方が訪問してくださるので、これもまた意見交換の足場作りになるわけです

しかし、この第二の効果は思わぬ副産物を生みました。町で出会う「絶対的な維新に対する憎しみ」を持つ方々。そうした方たちの想い、そして都構想反対のためのなりふり構わぬ手段。そういったものを垣間見た思いです。詳しくは続きで。

 

 

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とことん都構想⑤たむけんさん&辛坊治郎さんのお話

 

 

あと数日で都構想住民投票。この時期にまさか更新しているとは思いませんでしたが、たまたま時間のある時に「大阪都構想勉強会ライブ」が開催されるということなので参加してきました。主催はタレントのたむらけんじさん。「もう今週なのに都構想ようわからへん」というポジションの芸人さんを3人呼び、講師役の辛坊治郎さんが「例の軽妙な語り口」で開設する、という仕立てです。

辛坊治郎さん自身は「写真かまわないんですけどね、私は」とおっしゃっていましたが、会場のテイジンホールが撮影禁止だったので、みなさん行儀よく撮影を控えていました。

二時間弱のライブでしたが、250人くらいのキャパシティの会場がほぼ満席になるなど、あまり告知していないにも関わらず人が集まるあたりは都構想への関心の高さか、タレント見たさもあるのかな…?

聞きながらメモも取っていたのですが、こちらの橋下ステーションさんでまとめを紹介して下さっていますので、興味のある方はご覧ください。

(だいたいの内容です。詳しくは先述の橋下ステーションさんをご参照ください。あちらに乗っていない内容も書いています)

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とことん都構想④それぞれの街、それぞれの明日(みらい)

 

5月17日、もしも都構想が否決された場合、橋下市長は秋にある市長選には再出馬しません。都構想、という方式での政治機構改革に「もう一回」はありません。調整してやり直し、話し合ってやり直しなどはすべて反対派のデマです。民意の決定に重きを置く橋下市長がこの決断を覆すことは、政治家となって以来の政治信条に背くものになりましょう。したがって、5月17日は最初にして最後の、政治変革の機会です。






さて、今回はある地方自治体の破たんについてです。北海道・夕張市。2008年に財政破たんしたこの街はいまどのような状況にあるのでしょうか。そして「わが街が破たんする」とはどのような意味を持つのでしょうか


WS000078




私は、夕張市の破たんから日本の地方自治体の明日を憂います。夕張市はたまたまボタンを掛け違えただけで、全国の地方自治体は着実に夕張市の財政状態に向かって行っているからです。夕張は特別な固有の事情を抱えていました。それは「炭鉱の町として栄えすぎたためにエネルギー革命に全く乗り遅れてしまった」こと。その上で「とんでもないボタンの掛け違え」をしたため、他の自治体に先駆けて破たんしてしまいました。




このブログで触れてきた大阪もまた、固有の事情を抱えています。悪名高い「二重行政」の温床となった府議会市議会の腐敗、全国から集まる生活保護者の多さ、全国一と言われる腐敗した市役所、大阪万博以降「次」が生み出せないでいる経済的停滞。





WS000077




夕張市の破たんから、今回は何かを学びます。そして参考文献として、北海道で地域医療を支える医師:村上智彦さんの「医療にたかるな」を紹介します。

 

 

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